こんにちは埼玉大学写真部です。
国土交通省 荒川上流河川事務所さん協力のもと、荒川の支川である入間川流域(都幾川)にて第五回の荒川撮影会を行いました。
過去四回の撮影会の様子はこちらからご覧ください。
埼玉大学の近くには関東有数の大河・荒川が流れています。入間川は、この荒川に注ぐ最大の支流です。
そこでは、入間川流域を洪水から守るため『入間川流域緊急治水対策プロジェクト』が進められています。この『入間川流域緊急治水対策プロジェクト』は、令和元年東日本台風(当初の名称:令和元年台風第19号)による甚大な被害を受けて始まったそうです。
今回は、プロジェクトの中でも都幾川周辺、特に小剣樋管改築、高坂地区築堤の工事現場を見学、撮影させていただきました。
小剣樋管改築の工事現場では、堤防をより高くするために改築工事が行われているそうです。

この樋管とは、堤防の中に水路を通し、逆流防止用のゲートがついた施設のことで、通常は居住地側の雨水や水田の水などが川に向かって流れ、大雨の時は川の水が居住地側に流れないようゲートを閉じるそうです。
もともと小剣樋管はレンガ造りですが、より高い堤防の築堤にあたり、より頑丈な樋管の必要性から今回の改築工事が行われているそうです。現場では工事完成後の様子をARによって見させていただきました。様々な角度からARを見させていただき、完成後の小剣樋管をとてもイメージしやすかったです。

次に向かった高坂地区築堤工事現場では、樋管新設工事や築堤工事が行われているそうです。

実際に工事が行われている堤防の上に行かせていただき、堤防に関する説明や重機のDX(デジタルトランスフォーメーション)化に関する説明をお聞きすることができました。
また、実際に重機の稼働している様子を見学させていただきました。

埼玉大学写真部は、今後も入間川流域緊急治水対策プロジェクトの進捗を見守っていきます。。




