〈個人ブログ〉気ままわがまま一人旅① 下諏訪編

こんにちは、 か! です。

一人旅のいいところは、思い立ったらすぐに実行に移せるところです。
春休みも中盤に差し掛かった2月下旬のある日、ふと温泉に入りたくなったので、長野県の下諏訪に1泊してきました。今回は備忘録がてら、その様子を書き出してみたいと思います。

接触篇

まずはバスタ新宿から高速バスに乗って下諏訪に向かいます。
京王バスやアルピコ交通、JRバスなどの共同運行路線のようですが、今回乗車したのは富士急傘下・フジエクスプレスの運行便でした。甲府以西にも足を伸ばしているんですね。

甲府盆地を過ぎると雪が見えてきました。
生まれてこの方南関東にしか住んだことがないので、雪があると未だにテンションが上がります。
下諏訪バス停に到着するともう昼過ぎ。駅のコインロッカーに大きい荷物を預けたら、昼食のために駅から南方向に歩いていきます。

凸凹な建物を発見。接骨院をやっていたようです

冷たく澄んだ空気の中での散歩は気持ちいいですね

地方あるある:水草の浮くドブ
この看板、実家の近くのクリーニング屋と同じだ!既製品だったのか……!!

さて、ちょっと歩いて到着したのは、「ハルピンラーメン 下諏訪町役場前店」。

オヒルゴ・ハーン

ニンニクの効いた甘めのラーメンは独特の味でおいしかったですよ。

さて、腹も膨れたところで、諏訪大社下社春宮を目指します。立地的に上社はキツいので、今回は下社の二宮を訪れることにしました。

中央本線とアンダーパスで交差
いかれた営業時間の西友。南与野駅前のベルクは今春から24時で閉まるようになったので、ちょっと羨ましいかも??

鳥居前の下馬橋が特徴的な春宮に到着。これのおかげで道路の線形がおかしなことになってますね。
こんな道を地元カーはスイスイすれ違っていくんですから、まあ慣れたものです。

諏訪大社下社春宮に参拝。
ここで太陽が出てきたからか、(写真ではわかりにくいですが)屋根の雪が溶けてしたたり落ちているのがまた澄み切った空気を感じさせて心地よかったです。

境内から鳥居方向を見ると、道路の形が歪なのが分かりやすいでしょうか。

本殿から少し進むと、末社である浮島社があります。小川の流域にある小島なのですが、伝説によれば大水時にも決して流されないそうで。
こちらは厳かな雰囲気に包まれていました。

社殿を取るのはちょっと憚られたので、境内から鳥居方向を。
ユニークな「万治の石仏」

裏手に回ると諏訪湖・諏訪盆地を見渡せます。
屋根の上の雪が信州らしさを演出していて好き。

さて、ここからは下社秋宮に向かって歩いて行きます。

標識の奥には水が湧いていました(龍の口から水が出てます)
デマンド制の理容店
一周回ってもはや怪しくないまである看板。廃屋(?)に張ってありました。

1キロちょっと歩いて秋宮に到着。したのはいいのですが……

なにこれ!?
何やら工事中らしく、脇の駐車場から入るようになっていました。

諏訪大社下社秋宮、参拝です。
本殿は春宮と同じ造りになっているのが面白い。

龍の口から湧き水が出ているのですが、この顔、龍と言うより猿では……?

さて、日も落ち始めたところで、駅から荷物を持ってきて宿にチェックインです。

駅に戻る途中に見かけたのですが、ひょっとしてこっちが真の町役場なのでは……?

本日の宿、中川旅館です。
昔ながらの旅館で、部屋にはエアコンがなく石油ファンヒーターと炬燵で暖を取ります。
館内に温泉が引いてあって、熱めのいいお湯を楽しみました。
湯が熱いとなかなか湯冷めしないので、寒いこの時期にはぴったりですね。

バンゴ・ハーン

夕食は近場のとんかつ屋で。
大ボリュームのとんかつはもちろん、厚く切られた豚肉が入る豚汁も美味しかったですね。

夕食後は近くの浴場、旦過の湯へ。恐る恐る挨拶しながら風呂場に入ってみたりしたのですが、結構なアウェイ感を味わいました。

発動篇

2日目の朝です。本当は2泊するつもりだったのですが、旅行直前になってバイトを入れていたことを思い出し、泣く泣く1泊に短縮しているんです……。

また近くの浴場で朝風呂でも決め込むかとも思ったのですが、早起きができなかったため没に。
一人旅の欠点はまさにここで、起こしてくれる同行者がいないという点につきます。スマホの目覚ましじゃ起きれないし、かといって爆音目覚まし時計では起きたくないんですよね。

まあそんな冗談はさておき、宿を後にしてまず訪れたのは「下諏訪宿本陣岩波家」です。
庭園を眺めながら抹茶をいただきました。
当主の方によれば、ここは江戸時代、参勤交代等の途中で大名が泊まった宿だそうで……。

建物の角に柱がなく、庭が見やすくなっているそうです

また、前日は既に閉まっていた、秋宮の宝物殿にも行きました。
一部パンチの強い展示もありましたが、撮禁だったため行ってのお楽しみということにしておきましょう。

秋宮前から諏訪盆地を望む

さて、ちょっと下町に降りてみましょう。
レトロな看板類を見かけるとテンションがあがりますね。あと空が綺麗。

この近辺で昼食です。
明るい店内で食べる牛すじカレー、美味でした。

最後は「ニデックオルゴール記念館すわのね」に。
毎時0分からガイドツアーで、歴史上のオルゴールを実際に動かして聞かせてもらえます。

↑の手回しオルガン、ガイドツアーに参加すると回させてもらえるのですが、これが結構難しいんですよね。
一定のペースで回さないとテンポがずれてしまい、私も前回訪問したときはそれはもうひどい演奏になったのですが、さすがに2回目の今回はまだマシな回し方ができたのかなと自負しています。

さあ、帰りましょう

このあとバイトが控えているので、帰りは時間が読みやすい鉄路で行きます。
下諏訪駅の窓口では駅員が越谷に行きたいおばあちゃんの対応中で、西国分寺や東京での武蔵野線乗り換えを説明していましたが、おばあちゃんはよく分からない様子。
上諏訪駅からの特急に乗るので、下諏訪から1駅は塩山行き普通列車に乗車。塩山行きなんてあるんですね。他にも飯田線からの直通列車などが来ていて驚きました。

上諏訪駅といえば、やっぱり足湯ですよね!
特急を1本遅らせて30分ほどゆっくり入りました。

こんな感じで今回の旅行は終了です。
1泊2日のとんぼ返りにしては結構楽しめたんじゃないかなと思います。では!

この記事を書いた人
か!
所属:経済学部経済学科3年
出身:千葉県習志野市
説明:Gのレコンギスタとかトランスフォーマープライムが好きです
使用機材:LUMIX S1, α6000