〈個人ブログ〉LUMIX G100 がうちにきた！

こんにちは、か！です。

突然ですが皆さん、隣の芝が青く見えることってありますよね？
私はしょっちゅうです。

今年の3月に新しいカメラを買ったんですよ、LUMIX S1というんですが、これがデカくて重いんですよね。撮ってるときはほぼ感じないんですが、問題は持ち運びの方。
前に使っていたα6000を併用すればいいのでしょうが、あれはあれで撮って出しの色が好みではないんですよね。

そこで気になり始めたのがマイクロフォーサーズシステム。

そんなことを考えていたら、なんとLUMIX BASE TOKYOのオンラインレンタルで、LUMIX Gシリーズのカメラとレンズが、2泊3日分の料金で夏休み期間中の20日間レンタルできると言うではないですか。これは借りるしかない！！と思い立ち、G100をパナライカ15mmと一緒にレンタルしてみました。
レンズを選んだ決め手は見た目です。かっこよくないですか？パナライカ15mm

ということで着弾しました。配送業者は日本通運。

ボディの見た目はS1をぎゅっと凝縮した感じでかわいい。
ラバーグリップのさわり心地がお気に入りです。

フルサイズミラーレスのS1と比べるととっても小さい！まるで親子です。なんたって片手で握れてしまいますからね。
ただし、このサイズにも関わらずS1と同サイズの大型モニター搭載。個人的にバリアングルは好みではないですが、まあ時代の流れだししょうがないよね。

絶賛死蔵中のα6000とも並べてみました。（レンズはTTARTISAN50mmF1.2）
中央のファインダーのおかげで天地方向ではα6000の方が小さいですが、それ以外に関してはG100の方がぎゅっと纏まっているのが分かります。ダイヤル数も2つと頑張っているし、やはりモニターがでかい！！

4:3のアスペクト比は、横にすると十数年前のSD画像、縦にするとスマホ写真の印象で、ちょっと不思議な感じ。
GF譲りのシャッターユニットは1/500までしかメカシャッターが効かないものの、パチリという控えめな音は案外好きになりました。高速シャッター時の電子シャッターにもすぐ慣れます。
ピントもすぐ合って軽快に撮れるので楽しい。

最近のフルサイズカメラのような暴力的なダイナミックレンジはないので、明暗差のあるところで考えなしに写真を撮るとリカバリーが難しい印象でした。

フルサイズセンサーで撮るとF4やF5.6で結構ボケるのですが、これで撮ってるとよっぽど寄らないとボケが目立たないので、誤魔化しがきかず写真が下手なのがバレます。

高感度耐性は、まあ、ブログに貼る写真としてならいいんじゃないかなと……

タッチパッドAFには大いにお世話になりました。画面右下のみ反応する設定ができるので、鼻が当たってあらぬところにピントがあったりしないのが使いやすい。
レンズの絞りリングのおかげでMモードでもなんとか撮れましたが、ボタンが微妙に届きにくかったり、録画ボタンをカスタムできなかったりと結構制約があって、本来はオートや絞り優先で気楽に撮るカメラな気がします。

あと、ファインダーはちょっと見づらいと感じました。糸巻き型に歪曲していたり、倍率は大きいのにモヤッとしていたり、色が背面モニターから乖離していたり……。でも、そんなファインダーでも撮ってる感は演出できて楽しかったです。
これに関しては、改善されたらしい後継のG100Dを試してみたいところですね。

正直、暑さでほぼ外出せず、あまり使い込めなかったのでどこでも見るような不満しか書くことがなく。
でも持ち運びに躊躇しないというだけで欠点を帳消しにできてしまうのだから、すごいものです。

LUMIX G100/G100D、キュートなカメラでパシャパシャ写真を撮って回りたい人にとってはいい入り口になるのではないでしょうか。
同じマイクロフォーサーズシステムを採用しているOM SYSTEMのE-M10ⅣやPEN E-P7など、現行品でもいくつかの選択肢が。型落ち中古を含めるとかなりの製品があります。

巷では高級コンパクトカメラがブームになっているようですが、小さいレンズ交換式カメラも捨てたものではないですね。
新品を1桁万円で買えるというのもそうですし、なにより在庫がありますから。

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